暑い日が続きますね。お盆に近くなったので私が体験した怖い話をしましょう。今から20年くらい前の暑い夏の日、私は仕事で、ある地方都市に向かっていました。地方都市と言ってもかなり田舎で、JR電車7両編成ぐらいでした。私は先頭から4両目の自由席を確保し、ぼーっと外の景色をみていました。
乗客は少し増え、私の隣に70歳代位のお婆さんが乗ってきました。お婆さんが色々、私に話しかけてきて、私も聞き役に回り、「へ―そうなんですか、大変ですね」相槌を入れながら、少し話し相手になりました。
そうこうしている内に、お婆さんの話が、自分の家の近所のお婆さんがお金汚く、自分も昔ひどい目にあったとか、あそこの家は、血筋が悪く、誰も相手にしないのだとかの話になり、お婆さんの様子がおかしくなり、鬼のような形相に変わっていきました。
私は怖くなり、出張かばんを持ってトイレに行くといって、席を移動しようとしました。お婆さんは、戻ってくるよねと言いましたが、私は返事をせず、前から2両目の車両へ移動しました。
5分ぐらいして、気になり後ろの車両を振り返ると、お婆さんが一人一人の乗客の顔を確認しながら、こちらに近くいてくるのがわかりました。私の心臓は凍り付き、一瞬動けませんでしたが、一番先頭の車両に移動しました。
恐る恐る、2両目の車両を振り返ると、お婆さんは私が、ついさっきまで座っていた座席を過ぎたところで、乗客の顔を確認しながら「ちがーう ちがーう」と言っている様でした。そして、とうとう先頭の車両に入ってきて私の顔をみて「いたー」とニヤッと笑いました😱


